【兵庫県】縁結びの神様や劇場型アクアリウムを巡り、有馬温泉で癒される

1800 年以上の歴史を有する古社で、地元では「いくたさん」と呼ばれています。ご祭神の稚日女命（わかひるめのみこと）が神服を織る神様であることから、糸と糸を織り成すが如く、人と人をつなぐ縁結びの神として信仰されています。授与品も人気で、繊細な切り絵で四季を描いた季節限定特別御朱印が評判です。

神戸発のベビー・子ども関連ブランド「familiar（ファミリア）」とコラボしたお守りや御朱印帳、手提げ袋などのキュートな授与品も。地域に根ざす古社と企業の「想いを育み、神戸の発展の一助に」という願いが込められています。

境内北側には『枕草子』にも登場する「生田の森」が広がり、都会のオアシスとして市民に親しまれています。清らかな水をたたえる池に「水みくじ」をそっと浸し、恋の行方を占う参拝客の姿も見られます。

生きものの造形美や神秘性を引き出すアート演出が魅力。2〜4階まで館内約60基の水槽には、魚類や両生類、哺乳類など多様な生きものが暮らしています。直径3mの球体水槽「AQUA TERRA」が光と音とミストに包まれる「PLANET 奇跡の惑星」（写真）をはじめ、円柱水槽をたゆたう海の生きものを眺める「MARINE NOTE 生命のゆらぎ」や、ゾウガメが自由に散歩する「ELEMENTS 精霊の森」など見どころ多彩です。

琉金、東錦といった金魚や、立派な錦鯉が泳ぐ3階「MIYABI 和と灯の間」。時間によって移り変わる「光の切り絵」の演出は必見。日本の四季を描いた色彩豊かな情景に思わず見とれてしまいます。

4階「SKYSHORE 空辺の庭」では、人気のカワウソやカピバラ、ペンギン達がまったりとマイペースに過ごす姿にほっこり。軽食やスイーツを楽しめる「átoa cafe」も併設されています。神戸港を一望する屋上デッキからの眺めも格別です。

日本三古泉の一つといわれ、茶褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」が湧く有馬温泉。そんな人気温泉地の中心街にあるのが、金泉を堪能できる「有馬温泉 金の湯」です。男女別の広々とした大浴場が備わり、有馬伝統工芸の竹や瑞宝寺公園の紅葉をイメージした風呂で湯浴みを楽しむことができます。

「有馬温泉 金の湯」の前には、無料の足湯を設置。「金泉」は有馬温泉古来の鉄分と塩分を含み、高い保湿・保温効果が期待できると評判。湯上がりはしっとりマイルド肌に、そして体の芯からポカポカになりますよ。

「金の湯」から温泉街を散策すること約5分の、姉妹館「有馬温泉 銀の湯」もおすすめです。こちらは、ラジウム泉と炭酸泉の混合泉を利用した「銀泉」の大浴場ほか、太閤・秀吉も入ったという蒸し風呂をイメージしたサウナも完備されています。料金は大人￥700（平日￥550）、小・中学生￥300、営業時間は9：00～21：00（入館～20：30）、定休日は第1・3火曜日(祝日営業 翌日休)及び元日。