サファリの動物たちに間近で出会える。迫力満点のエサやりにチャレンジ！

約50種類500頭の動物たちとふれあえる動物園。「エサやりバス」のほか、自家用車でも入れる「サファリゾーン」ではライオンやチーター、ゾウなどがのびのびと暮らし、驚くほど近くで動物たちを観察できます。「エサやりバス」に乗るとエサやり体験もでき、ライオンが鋭い牙で生肉にかぶりつく様子などを近距離で見るとドキドキ感はMAX！遊園地や遊具広場といった子供向け施設「キッズサファリ」のほか、レストランや売店なども併設しています。

モルモットやウサギといったかわいい小動物へのエサやり（エサ代￥100〜）、ポニー乗馬体験（￥500）などが楽しめる「動物ふれあい広場」。“幻の白い虎”と呼ばれるホワイトタイガーなど珍しい動物も観賞できます。

受付横にある「ゆうえんち」も要チェック。メリーゴーランド（￥300※2歳以下は要保護者同伴）や観覧車（￥300※5歳以下は要保護者同伴）などのほのぼの系から、ジャンピングレッサーパンダ（￥300）、スーパーコースター（￥400※身長110cm未満は利用不可）といったドキドキ系まで多彩なアトラクションで遊べます。

日本の新時代を作った偉人たちの学びの場

「松陰神社」の境内に建ち、“自立学習の祖”として知られる吉田松陰が叔父から受け継ぎ多くの門下生を指導した私塾。門下生のなかには高杉晋作や伊藤博文など明治維新で活躍し、新しい時代を切り開いた重要人物も多数いました。その功績から世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつに認定されています。

久坂玄瑞や山県有朋、山田顕義など吉田松陰の元で学んだ門下生は約90名にも及びます。講義室にはその一部の肖像画が飾られ、外からのみ見学することができます。

ほかにも「松陰神社」の境内には、吉田松陰が謹慎生活を送ったとされる「吉田松陰幽囚ノ旧宅」（写真）や、句碑が設置された散策道「学びの道」、遺品などを収蔵・公開する宝物殿「至誠館」があり、吉田松陰の功績を知ることができます。

維新の志士ゆかりの地が点在する城下町で歴史散策を満喫

毛利氏居城のお膝元で260年にわたり栄えた江戸時代の城下町。一帯が国の史跡に指定され、世界遺産の構成資産としても登録されています。かつて上・中級武士たちが暮らした白壁の建物が現存する「菊屋横町」、趣きある建物が並ぶ「江戸屋横町」（写真）などの通りがあり、風情を感じながらそぞろ歩きしてみるのもおすすめです。偉人たちの生家や誕生地が点在し、歴史好きにはたまらないスポット！

「菊屋横町」にある「菊屋家住宅」（入場料一般￥650、9:00〜17:00）は、城下の町づくりに尽力した豪商・菊屋家が暮らした住宅で国指定の重要文化財。白壁となまこ壁が美しい住宅がある通りは「日本の道100選」に選ばれるほか、萩らしい風情を感じさせる絶好のポイントとして人気です。館内に展示された萩焼の器など菊屋家の所蔵品のほか、春の新緑に覆われた庭園も見もの。

江戸屋横町の通りに建つ「木戸孝允旧宅」。維新の三傑と称され、桂小五郎という別名でも知られる木戸孝允生誕の地です。旧宅内を観賞でき、幼少時代の手習いの書などを公開。施設ガイドが常駐し、解説を聞くことができます。