【広島県】アミューズメントパークや、尾道・竹原の歴史と景色を巡る旅

ジェットコースターや観覧車をはじめ、レトロな街並みを再現した「いつか来た道」や実物大の恐竜たちに出会える「ダイナソーパーク」など、幅広い世代で楽しめるアトラクションがたくさん。さらに今年スタートした4輪バギーに乗り、ダイナソーパークを疾走する「ダイナソーパークブレイクアウト」にも注目を！

大人世代には懐かしく、若者世代には新鮮な昭和30年代の街並みを忠実に再現したエリア「いつか来た道」。リアルなセットの中を散策していると、まるでタイムスリップしたような気分に。ぜひカメラを片手に楽しんで。

新たに登場した「ダイナソーパークブレイクアウト」は、大自然の中を4輪バギーで疾走する新感覚アトラクション。太古の恐竜時代の世界観を体験できるウォークスルー型冒険アトラクション「ダイナソーパーク」が舞台で、動き、吠える実物大の恐竜たちが出迎えてくれます。

周囲約4kmの小さな大久野島は、かつて毒ガス兵器工場があったことから「地図から消された島」と呼ばれていました。島内に建つ毒ガス資料館は、過去の惨劇を繰り返さないようにとの思いからこの地に建てられたもの。毒ガスに関する資料などが展示され当時の歴史、平和の大切さを伝え続けています。

瀬戸内海の島々を結ぶしまなみ海道から西に位置する大久野島。現在は国立公園に指定されています。島内には毒ガス資料館のほかにも、発電場や毒ガス貯蔵庫の跡など、当時の面影を残す戦争遺跡が残されています。

島には約500～600羽のウサギが生息しており、あちこちで見かけることができます。平和学習だけでなく、ウサギに会いに訪れる人も。瀬戸内海の美しい自然の中で平和への思いをはせつつ、ウサギに癒やされながら、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょう。

“日本最大の海賊”と称された「村上海賊」。 “海賊”という名前がついていますが、金品を略奪する荒くれものとはほど遠く、航海の安全を守る海上警護や、交易・流通を支える、海の安全を守る集団だったそうです。ここ因島水軍城は城型の資料館で、村上海賊、因島村上氏が残した武具や遺品などの歴史資料を展示しています。

資料館（本丸）では村上氏が乗っていた船の模型や海上戦ならではの特徴がみられる防具や武器など貴重な資料が展示されています。重要文化財に指定されている、鎧の一種“白紫緋糸段縅腹巻”にも注目。鮮やかな糸が目を引き、細やかな造形に驚かされます。

資料館の隣に建つ二の丸では、武者人形による作戦会議の様子が再現されています。航海術の高さはもちろん、毛利氏と織田氏との戦い木津川口海戦に参戦し、毛利氏を勝利へと導いた実力も持つ村上氏。どんな戦術をたてていたのか気になりますね。