「日本のエーゲ海」を眺めて、オリーブ畑から見下ろすきらめく瀬戸内海と多島美

牛窓町は穏やかな気候と美しい瀬戸内海が広がることから「日本のエーゲ海」とも言われています。そんな牛窓の絶景を味わいたい方におすすめなのがここ、「牛窓オリーブ園」。小高い丘の斜面には約2,000本ものオリーブの木が茂り、丘の上からは、美しい海を眺めることができます。

絶景を楽しめるだけでなく、園内には見どころも多数。展望台の近くにある「幸福の鐘」は、3回鳴らすと幸せになれると言われています。“恋人の聖地”にも認定されているこの場所で、大切な人と一緒に鐘を鳴らしてみてください。

散策の途中に、地元の人気店「キノシタショウテン」が運営しているコーヒー専門店「山の上のロースタリ」でひと休み。柔らかな光が差し込む店内で、こだわりのコーヒーやスイーツをいただきながら瀬戸内海の美しい景観を楽しめます。

瀬戸内海の隣、豊かな緑あふれる歴史ある神社へ参拝

牛窓海水浴場のそばに位置する牛窓神社。第一鳥居をくぐり、表参道である石段を登りながら境内を目指しましょう。木々が生い茂り緑豊かな表参道は、とても神聖な雰囲気が感じられます。家内安全・交通安全・安産・縁結びにご利益があるとされ地元の人を始め、多くの方が参拝に訪れる神社です。

地名の由来となった「牛転（うしまろび）伝説」が残る神社。海に住んでいた牛鬼の角を掴んで転がし退治した神功皇后を本殿に祀っています。祀られているのが女性の神様なので、安産・縁結びにご利益があるそうです。

伝説に登場する牛鬼から、社務所では「牛」をモチーフにした縁起物や御朱印帳などを販売しています。牛鬼と聞くと怖いイメージですが、こちらはとても可愛らしい牛さん。一つ一つ手作りなのだそう。

170年の歴史をもつ、果物狩りもできる贈答用果樹園

日照時間の長さや、吉井川から流れる豊富な水、乳酸菌を使用した保肥力の高い赤土など、恵まれた土地環境と園独自の栽培方法を生かしながら果物や米を栽培。愛情込めて丁寧に育てられた果物たちは、収穫体験で獲れたてを味わうだけでなく、大切な人への贈答用にもぴったりです。

フルーツガイドが案内してくれる果物狩りを実施。せっかく体験していただくなら、果物についてもっと知ってもらいたいとの思いから行われているそう。生育方法や品種などの説明を聞いて、いざ実食！気に入った果物は必要な分だけ購入できます。

7月中旬～10月中旬までは、「シャインマスカット」や「桃太郎ぶどう」、「ニューピオーネ」など、20品種以上のぶどうを収穫できる。また、9月上旬～11月中旬までは日本一大きな「あたご梨」、香りが豊かな「ヤーリー」を、9月末～11月中旬までは甘くてサクッとした食感の「太秋柿」なども収穫体験ができます。