南紀白浜のスター、ジャイアントパンダの大家族に会いに

動物園・水族館・遊園地が一体となった大型テーマパーク。計7頭という日本一の飼育頭数を誇るジャイアントパンダを筆頭に、約140種1400頭の動物が暮らしています。2020年11月生まれの末っ子・楓浜もすくすく成長中！昨年にはペンギンの赤ちゃんや、15年ぶりとなるチーターの赤ちゃんも誕生し、今まさに話題満載です。

ライオンやゾウ、キリンなどの肉食・草食動物に出会える「サファリワールド」。キリンと同じ目線の高さになれるテラスや乗車無料のケニア号など、多彩なアトラクションやツアーで個性豊かな動物の生態を間近に観察することができます！

遊園地エリア「プレイゾーン」は観覧車をランドマークに、ゴーカートやパンダ型のミニコースターなど親子で楽しめるアトラクションが豊富です。パンダなどかわいい動物をモチーフにしたグルメやお土産のチェックもお忘れなく。

熊野水軍の船隠し場所と伝わる神秘の洞窟へ

高さ約60mの断崖絶壁･三段壁。その地下に広がる洞窟には、源平合戦で知られる熊野水軍が使用したという番所小屋が再現されており、約200mの通路を探検気分で歩くことができます。長い年月をかけて作られた、自然のままの地層が見られる海側の岩肌にも注目。熊野灘から押し寄せる波がぶつかり、臨場感たっぷりです。

中ほどにある祠には、青銅製では日本一の大きさと言われる高さ3mの牟婁大瓣才天（むろだいべんざいてん）が祀られ、近年はカラフルな絵馬も人気。ほかにも、高く吹き上がる潮吹き岩や、波の模様が刻まれた天井岩盤の漣痕（りっぷる）など見応え抜群です。

洞窟だけでなく、地上からのダイナミックな景観も見どころ。響く波音のなか、南北約2kmにわたってそそり立つ三段壁に白波が砕ける様子は圧巻です。展望台や足湯も設けられているので、ゆっくりと散策を楽しみながら自然の神秘を存分に感じることができます。

潮騒をBGMに、海に浮かんでいるような気分で湯浴み

万葉の昔から湧く古湯「崎の湯」。かつて白浜の海岸沿いにあった「湯崎七湯」のうち、唯一現在も利用できる貴重な湯壺です。海水の浸食でできた、波打ち際の露天風呂は雰囲気抜群。波しぶきと潮騒に包まれ、目の前に広がる雄大な太平洋と一体化するような気分で湯浴みを楽しむことができます。

ほのかに硫黄が香る湯の泉質は、ナトリウム-塩化物泉。とろりとした肌ざわりで湯冷めしにくく保湿効果があると言われています。洗い場はないので、湯舟にじっくり浸かって絶景を楽しむことを堪能あれ。

空と海の青さを満喫できる昼間はもちろん、茜色に染まる太平洋を望むロマンチックな夕刻の入浴もおすすめ。季節や時間帯、天候によって移ろう海景色を、温泉に浸かってのんびりと楽しめるのも魅力です。