【佐賀県】“陶器のまち”にアートな絶景名所も！海山満喫ルート

庭園にそびえ立つドイツ「ツヴィンガー宮殿」を模した宮殿がシンボリックなテーマパーク。約47万㎡の敷地に有田焼や土産がそろうショップや、登り窯など有田焼の魅力に触れられるスポットが点在しています。なかでもイチオシは「有田焼工房」で行う陶芸体験。気軽な絵付けから本格的なろくろ回しができ、自分だけの一皿を作ることができます。

無料貸出しの作務衣を着て、本格的なろくろ体験をスタート（1作品￥2,750〜※前日までに要予約）。平皿や茶碗、マグカップなどが自由に作れ、カラーは3色から選べます（￥330で＋2色）。体験中はプロのスタッフが丁寧に教えてくれるので初心者も安心です。

敷地にある「ギャラリー器楽」では、「秀島窯」や「かやごもり窯」といった有田焼の窯元の作品が豊富にそろっています。平皿やマグカップなどのほか、部屋の装飾に使える可愛い置き物「ミニミニミクロス」も評判です。

名峰・御船山の麓に位置し、国指定記念物の庭園「御船山楽園」に宿泊施設「御船山ホテル」が併設。敷地内ではアート集団「チームラボ」とのコラボイベントが実施され、庭園では11月6日までアート展が行われています。廃墟となった大浴場を活用した展示会「廃墟と遺跡」は通年実施で、こちらも要チェック！男湯の大浴場では人に反応してデジタルの花を咲かせるなど、素敵な演出が施されています。アート観賞と共に「サウナシュラン」で3年連続グランプリに輝いた日本一のサウナ、 武雄の温泉、佐賀県特産のお茶とセットで楽しめます。

イベント中（～11月6日）は日没からライトアップがスタートします。虹色に輝く光の演出など新作を含め、20作品以上が鑑賞できます。山、池、滝、樹木といった、自然を自然のままに活用した壮大なアートは必見です！

春はツツジや大藤、春もみじが園内各所に咲き誇り、圧巻の“花の絵巻”は要チェック。庭園では約20万本のカラフルなツツジがすり鉢状に並んだ「つつじ谷」が一番の見どころです。

1983年開業の日本初の海中レストランを展開し、特産品「いかしゅうまい」の発祥店としても知られる一軒です。レストランでは玄界灘を泳ぐ魚を見ながら食事が楽しめるため、特にファミリー層には大好評！「いかしゅうまい」をはじめ、「天然鯛めし」「雲丹ごはん」など地元海産物の加工品が豊富にそろうショップもチェックしてみましょう。

レストラン内に備えられた”天然の生簀”。玄界灘を泳ぐ魚の群れを間近で鑑賞できる日本有数の設備です。ショップでは、ヤリイカやスルメイカなどがそろい、「いか一夜干し」（1枚￥880）などの加工品も多数販売されます。

30年以上愛されるロングセラー「いかしゅうまい」（大まる8個入・小まる15個入各￥1,296）。プリプリ食感で上品な甘さのイカのなかに、海塩や厳選したタマネギ、卵の旨味とコクを加えた一品です。特製ダレと好みで辛子を付けるとよりおいしく食べられますよ。