別府の大自然のなかで温泉を満喫♪温泉コスメ作りもぜひ！

「サラビオ温泉微生物研究所」が別府市明礬地域に開業した複合施設。江戸時代には豊後森藩が造営した温泉保養地だった場所で、現在は別府の絶景と共に足湯カフェ、BBQなどが楽しめる癒しのスポットになっています。別府温泉から発見された温泉藻類由来成分「温藻RG92」を活用したコスメ作り体験も要チェック。

研究所内で体験できる「オリジナルコスメづくり」（1人￥1,500～※予約制）では、別府温泉から発見された温泉藻類由来成分「温藻RG92」を主成分としたローションを使って、自分だけのマスクローションが作れます。ユーカリ、ラベンダー、和ハッカの3種類の香りを自由に組み合わせれば完成！100%天然由来の成分が肌に優しく、マスクの裏に吹きかけるとスキンケアとリラックス効果などが得られるそう。所要時間約20分。

別府市街地や別府湾を一望できる「別府湾展望台テラス」をはじめ、川沿いに佇む「春木川ほとり広場」などの癒しスポットがで利用できるのも魅力です。また、食事処「温泉茶屋」では近海で水揚げされた活きのいいアワビやサザエを温泉の蒸気で調理する「地獄蒸し」で味わえます。本社限定の温泉コスメの福袋などお得な商品を販売するショップも要チェックです。

自然の名所を巡り、“豊後の水と大地の彩り”を体感しよう

大分県南部に位置する豊後大野市は面積が約603㎢あり、その全域がジオパークに認定されています。市の中心には九州屈指の河川・大野川が流れ、周囲を見渡せばくじゅう連山などの雄大な山々がそびえる、まさに自然の宝庫。日本の滝百選に選ばれる「原尻の滝」をはじめ、日本最大級の大きさを誇る「普光寺磨崖仏」（ふこうじまがいぶつ）など市内各所にスポットが点在。

緒方町エリアにある「原尻の滝」。田園地帯に突如現れる滝は幅約120m、高さ約20mと巨大です。周囲には整備された遊歩道があるほか、滝壺や滝の上流付近は、間近で迫力のある景色が見られます。ごう音と共に降り注ぐ水の流れは圧巻です！

朝地町の山奥にある普光寺の境内にある崖は、約12万年に起こった阿蘇火山の大火砕流が固まったもの。その崖に掘られた「普光寺磨崖仏」は大分県史跡に指定されています。中央の不動明王像は高さ11.4mと日本最大級の大きさを誇り、圧倒的な存在感を放ちます。長年の風雨によって丸く優しい表情も印象的です。

鉄輪の老舗温泉館で、源泉100％の湯を浴びる！

大正11（1922）年に開業し、今年で創業100年を迎えた歴史ある日帰り温泉館。独自の竹製温泉冷却装置「湯雨竹（R）」で温泉成分を薄めず、純度100％の源泉をそのまま満喫できるのが最大の魅力です。名物「ひょうたん風呂」や男湯19本、女湯8本ある「瀧湯」など男女計10種類の湯船が楽しめるほか、砂湯や地獄蒸し料理の体験コーナーで、古きよき温泉文化を体感できるのもポイント。施設はバスタオル(レンタル¥200)、 フェイスタオル(販売¥240)といったアメニティが充実しているので、手ぶら利用もOK。21:00以降は温泉の入浴料が割引になります。

同施設の名物となっている打たせ湯「瀧湯」は、男女それぞれの浴場に設置。勢いよく落ちる湯は適度な水圧で、心地よいマッサージ効果が得られると人気です。肩や腰、背中など特に気になる部分を狙うと筋肉の強張りが解消され、腰痛や肩こりといった症状を緩和するそう。また大浴場の湯はクセがなく肌触りが優しいのが特徴。加水加温一切なしで飲泉もできる、かなり希少な温泉です。

別府の海で取れた天然砂と温泉の蒸気を利用した「砂湯」もおすすめです（入浴料＋￥540※貸出し用浴衣、紙パンツ代込み）。一般的な砂湯に比べ、暑過ぎない一定の温度を保つため、長時間入ってものぼせにくいのが特徴。美肌や疲労回復などの効能が魅力です。