原材料は国産100％！半田手延麺のおいしさに迫る

約300年にわたる伝統を持つ技術を生かして作られる半田手延麺。コロナで一度途絶えかけた製麺の伝統をつないでいきたいという想いから製造が始まりました。

小麦を含むすべての原材料にこだわり、国産のみを使用。お客さまに安心して選んでもらえる商品をめざして製麺しています。

太すぎず細すぎない、伸びにくさを特徴に持つ「半田手延麺」は、幅広い世代から人気です。原材料へのこだわりと約300年の伝統、そして職人たちの丁寧な製法への思いが合わさって、多くの人に愛されています。

なんと、麺づくりは朝4時半から始まります。朝の気温と湿度が低い時間帯から生地を作るのが、よりおいしい麺に仕上げるための一工夫。混ぜた生地は麺圧機という専用の機械で圧をかけた後、帯状にして桶に巻き込み熟成します。

熟成後、3本の生地を機械に通して合わせます。また熟成して今度は2本を合わせ、という工程を繰り返し、最後の熟成を終えた生地は小ヨリと呼ばれる作業へ。麺をねじるようにしながら行われるこの作業を何度も行うことで、ツヤと弾力のある麺が作られます。

均一な太さになった麺に米油を塗り、伸ばしながらじっくりと熟成。その後さらに2メートルまで伸ばし、手作業で麺同士がくっつかないよう離します。3時間ほど乾燥室に入れた後、ひと晩じっくり寝かせます。翌朝、さらに5時間程乾燥室に入れ、裁断すれば完成！品質検査に合格した麺がお客さまのもとへ届きます。

国内での生産の難しさから小麦の大半を輸入に頼っている日本では、原材料をすべて国産にして麺を製造するのは至難の業。製造を始めた当初、周りからは本当にできるのかと心配されていました。

いくつかの製粉会社に何度も相談を重ねた結果、ようやく１社から協力を得られ、国産の小麦で麺を作ることに成功しました。さらにこだわり抜いて製造したいという想いから、麺の表面に使用する油も国産の米から作られる油に変更。

小麦を品質の高いものへと変更し、安心でおいしい麺を届けられるよう日々たゆまぬ努力を続けています。

一般的なそうめんよりは太くうどんより細い、他の麺にはない独自の太さを持つ半田手延麺は、小さなお子さまでもつるりと食べやすいのが特徴です。他の麺は食べられないが、半田手延麺であれば、食べられるというお子さまも！

また、コシの強い麺は茹でた後に伸びにくく、食べるのがゆっくりな方でも最後まで麺のコシと小麦の優しい甘さと香りを楽しみながらおいしく召し上がれます。

国産にこだわり、味の良さはもちろん、体にも優しい素材を厳選して作られているため、誰もが安心して食べられるのがポイント。離乳食を卒業したお子さまに、次に何を食べさせればいいか迷うご家庭にもよく選ばれている人気の逸品です。

半田手延麺には、おつゆで食べる以外にもおいしい食べ方がたくさん！まずおすすめしたいのは、パスタの代わりとして味わう食べ方。パスタソースに絡めても良し、パスタサラダに入れても良し！他の麺では味わえない独特の食感で、新鮮な美味しさを楽しめます。

暑い季節におすすめしたいのは、冷やし中華の麺として食べる方法。コシのある食感の麺は、濃い味にもしっかりと応えます。また、麺が伸びにくく、太すぎず食べやすいので鍋の締めにもバッチリ。寒い冬にもおいしく召し上がれ！

さらに、お忙しい方にも手間をかけずに本格的なおいしさを楽しんでいただけるよう、冷凍の半田手延麺も販売しています。30秒〜1分程度ゆでるか、電子レンジで約3分加熱するだけで、すぐにお召し上がりいただけます。