ブルーに染まった秘境の滝壺で「仁淀ブルー」の美しさに触れる

高知在住のカメラマン・高橋宣之氏によって「仁淀ブルー」と名付けられたスポット。仁淀川支流・枝川川に位置し、水神の化身とされる大蛇が棲むと伝わる神聖な場所でもあります。透明度の高い水面は、季節や時間帯によって緑や深い青に変化。冬には水の透明度が上がりブルーが強くなるため、仁淀ブルーの美しさが倍増。その神秘的な景色に心奪われるはずです。

仁淀川は、国土交通省による全国を対象とした一級河川の水質調査で、四国で唯一「水質が最も良好な河川」として高い評価を受けています。轟音を轟かせながら、にこ淵へ落下する落差10ｍの滝も見応えがあります。

にこ淵の入口付近には道路脇に駐車場が完備されているので、車を止めて、入口から滝壺までは階段を降りて向かいます。木々に囲まれた道を進むと、徐々に滝壺の音が聞こえてきます。階段は急な下りになっているので、足元には要注意。滝壺周辺も岩場が多く滑りやすいので、歩きやすい靴がベストです。

高知の原風景と渓谷美が望める露天風呂でリラックス

中津渓谷の玄関口にある温泉宿。仁淀町産のスギやヒノキで作られた木造建築が森の緑と見事に調和し、風情を感じます。鉱泉を沸かした温泉は、慢性皮膚病、慢性婦人病、神経痛などの効能が。湯上がりは肌がすべすべになることから「美人の湯」としても親しまれています。1階レストラン「PONTE」では地元食材が味わえる料理も楽しめますよ。

中津渓谷沿いには遊歩道が整備されているので、散策しながら、森、岩、滝を背景とした仁淀ブルーが堪能できます。ダイナミックな渓谷美は、迫力満点ですよ。

大浴場の大きなガラス窓からは中津渓谷の四季折々の風景が楽しめます。アルカリ性単純硫黄冷鉱泉の泉質の温泉は、体の芯まで温めてくれるので、ゆっくりとつかって1日の疲れを癒しましょう。週替わりで、男女が入れ替わります。 

世界の名車コレクションがそろう四国唯一の自動車博物館

1960年代後半〜70年代のイタリアのレーシングカー＆スポーツカーを中心に展示。ハリウッド映画にも登場した「デロリアン」をはじめ、ランチアの歴代ラリーカーや「トヨタ 2000GT」などのヒストリックカーは一見の価値あり。高知で昭和20年代に生産されていた希少な「ブルーバード」などのバイクコレクションも必見です。

ゼネラルモータースの副社長であったジョン・ザッカリー・デロリアンが設立した「デロリアンモーターカンパニー」が製造したスポーツカー。1985年のハリウッド映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場したことで有名になりました。

イタリアのデザイナー、マルチェロ・ガンディーニ氏が手がけた「ランチア・ストラトス」と「ランボルギーニ・カウンタックLP400」も展示。「トヨタ 2000GT」の前期、後期のモデルが2台並び、車好きにはたまらない空間です。