国の名勝にも指定、アーチ型が印象的な木造橋

岩国市を流れる錦川にかかる錦帯橋、5連の木造アーチ橋は、国の名勝に指定されるとともに、日本三名橋の一つでもあります。世界的にも稀な構造で、洪水によって流失した過去を受け、「流されない橋を作りたい」と独自に発展した架橋技術によって生み出されました。

まずは橋を渡る前に、川岸や河原から「錦帯橋のある風景」を眺めてみて。橋の東側の河原からは、錦川、錦帯橋、山頂に建つ岩国城も映る、定番の撮影スポットです。河原からの風景を楽しんだ後は実際に橋を渡りアーチ構造を体感して。

季節ごとの景色も魅力！春は桜、夏は新緑と夜には鵜飼遊覧、秋は紅葉、冬には雪、さらに期間限定で行われる夜間のライトアップと、訪れるタイミングによってさまざまな錦帯橋の姿を目にすることができます。

日本の近代化を支えた鉱山跡がテーマパークに変身！

旧玖珂鉱山跡の一部を利用したテーマパーク。地底王国内（地下空間）は、年間を通して17～18度前後と夏は涼しく、冬は暖かいのがうれしい。入口で体験したいアトラクションを選び、いざ冒険へと出発！不思議な石像や壁画、青く輝く湖や迫力満点の滝など、神秘的な光景が訪れる人を迎えます。

アトラクションは、小学校のお子さんでも解けるレベルのものもあり、小さなお子さんなら一緒に手伝いながら、一人で解けるなら親子でどちらが先に解読できるか勝負してみるのも楽しいですよ。

砂の中に埋まった色とりどりの天然石を探す「天然石掘り体験」や、専用の皿を使って水槽や池の中から砂金を探しだす「砂金採り体験」といった、地底王国ならではの体験も用意されています。旅の思い出に、手に入れた天然石や砂金は持ち帰ることができます♪

コバルトブルーに輝く、不思議な美しさを持つパワースポット

エメラルドグリーンに輝く別府弁天池。この池は別府厳島神社の境内にあり、水の透明度がとても高いことで、日本名水百選にも選定されています。その神秘的な美しさに写真を撮る人も多く、SNSでも人気です。秋になれば、周りに植えられている紅葉が色づき、紅葉の赤と湖の青の共演を楽しめます。

美しさの秘密は、この土地ならではの理由が。石灰岩で構成されるカルスト地形が近いことで、湧き水には多くのカルシウムが含まれます。その水が太陽光に照らされると、青色の光のみが反射して青色に見えるのです。

池の湧き水を利用してニジマスの養殖もおこなわれています。隣接している養殖場では初心者や子供でも気軽にできるニジマス釣りが体験できます。釣ったニジマスは周辺の飲食店で調理してもらえるそう。