宮崎最南端にある風光明媚な岬へ。大草原で暮らす野生馬に会いにいこう

日向灘をバックに大草原が広がる、ロケーション自慢の岬は日南海岸国定公園の一部。550万㎡と広大な敷地面積を誇り、その全域が自然の宝庫となっています。園内には国の天然記念物指定の在来種・御崎馬が棲息。馬は10数頭の群れで行動し、水飲み場がある「小松ヶ丘」や「都井岬観光交流館 PAKALAPAKA」前、道路などさまざまな場所で悠々と暮らす様子が見られます。

1929年に完成した「都井岬灯台」。九州では唯一の参観可能な灯台として知られ、灯台内からは日向灘の見事な景観が広がります。観覧料は中学生以上￥300、小学生以下無料、9:00〜16:30、土日祝〜17:00。

屋内型の休憩スペース「都井岬観光交流館 PAKALAPAKA」(9:00~17:00、火曜休館）。地場産品がそろう土産コーナーや、地元食材を使った特製メニューを味わいながら、都井岬の大パノラマを満喫できる軽食コーナーがあります。野生馬ガイドが常駐し、野生馬や植物について教えてくれるのも魅力です。

霧島連山の美景を見に、気軽なハイキングへ♪

雄大な霧島連山が囲む「霧島錦江湾国立公園」内、標高1,200mに位置する高原。冬は雪化粧に包まれた韓国岳などへと続く本格的な登山コースだけでなく、美しい湖を巡るビギナー向けのハイキングコースもある。道中に設置された展望台から広がる息を呑むほどの大パノラマも見もの。

霧島連山の自然や歴史を学べる「えびのエコミュージアムセンター」が、それぞれの登山コースの拠点となります。コース上にはトイレがないので、出発前に済ませよう。

コースは約4km、片道1時間ほど。動きやすい服装と靴は必須。平均気温が約7℃と低いので上着を忘れずに。白紫池、六観音御池と2つの湖を見下ろす「二湖パノラマ展望台」といった絶景名所にも立ち寄ろう。

パンジーやウメなどが満開！ 鮮やかに色づいた冬の花々で存分に癒されよう

年間を通して青々とした芝生と四季の植物を楽しめる花と緑の癒しのスポット。2月は赤や黄、桃色などの花色のパンジー・ビオラをはじめ、ハナモモやウメなど早春の花々が見頃を迎えています。また、3月中旬～下旬より約10万本のチューリップが咲き始めます。約6,000㎡の芝生広場で散策、カフェテリアでの食事や飲み物で休憩をしながらと、花観賞と共に自由に過ごせるのが魅力です。

園内南側の奥にある休憩スポット「月のガゼボ」（＝西洋風の東屋）。季節の花や植物を飾ったハンギングバスケットで彩られた美しいエリアで、フォトスポットとしても人気です。

同施設のシンボル的な存在の「夢花館」。受付のほか屋内庭園やカフェテリアもあります。屋外工リアに整備された「花づくり見本園」も評判。玄関、庭など場所や家の雰囲気に合わせた5つのエリアを展開し、“花のある暮らし”を提案しています。ガーデニングの参考にぜひ！