幻想的な砂洲が広がる映えビーチへ！

遠浅で波の穏やかな海が広がる絶景ビーチ。干潮時にだけ現れる砂洲は日本有数の広さを誇り、潮溜まりに立つと海面を歩いているように見えるため写真映えが抜群です。風のない日であれば人や空が海面に鏡のように映り込み、感動的な景色に！早朝は水平線から昇る朝日が海と空をオレンジ色に染め、さらに美しい光景に変わります。撮影は干潮の前後2時間がベスト。干潮の時間は公式サイトを確認しましょう。

幅2km、奥行き700mにも及ぶ砂洲と、瀬戸内海を見渡す絶好のロケーション。7、8月の夏季期間は海水浴が楽しめるレジャースポットとしても人気。

黄色い看板を目印にビーチ内に入ります。足洗い場やトイレは敷地内の「マールの家」に用意されています。通年BBQ設備（5人まで￥1,000など）が利用できるほか、4月下旬〜5月上旬は潮干狩り（￥250）もできますよ。

緑と花と彫刻が彩る大型総合公園で、自然とアートの世界に浸る

約100ヘクタールの常盤湖を中心に整備された総合公園。園内各所に季節の花が咲き、春は3月下旬から咲くサクラのほか、ハナショウブやツツジなどが次々と見ごろを迎えます。また野外彫刻を展示し、自然とアートが調和した美しい広場も見どころ。遊園地や動物園、石炭記念館、レストランなどもあり、1日では遊び尽くせないほど施設が充実しています。

公園は「さくら名所100選」に選ばれています。開花シーズン中は3,500本のサクラが咲き誇り、見事な景色を見せてくれます。ソメイヨシノをはじめ、ヤエザクラやシダレザクラといった8品種が植樹され、白やピンクなどそれぞれの花の美しさを楽しむことができます。夜間はライトアップも。

「ときわミュージアム」は広大な湖と豊かな緑をバックに、迫力ある野外彫刻を鑑賞できるアートスペースです。2年に1度同地で開催される野外彫刻の国際コンクール「ＵＢＥビエンナーレ（現代日本彫刻展）」の受賞作品など約100点の作品を展示し、来場者を魅了します。

神秘の鍾乳洞でアドベンチャー体験！

「秋吉台国定公園」の北東部に位置する鍾乳洞で国の天然記念物。2コースがあり、ビギナーは整備された道を進む「観光コース」がおすすめです。薄暗い洞内の天井や壁を見渡すとサンゴ型に形成されたサンゴ天井、天狗の顔に似たテング岩など芸術品のように美しい奇岩の数々が見られます。ライト付きのヘルメットを着用し、暗闇のなかを進む「探検コース」も人気。

入口のすぐ横にある「生目八幡宮」。大庭景清が洞内の雫で目の傷を治し、その恩返しから祀ったと言われています。コース内では奇岩以外にもフズリナ、サンゴ、海藻などの化石も見られ、来場者のワクワク感をさらに引き立てます。観光コースは約700m、バリアフリーで車椅子やベビーカーでの入場も可能。

その名の由来は壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将・大庭景清が潜んでいたと伝わることから。洞内は1年を通して14〜15度と気温が一定で、寒さの残る早春でも温かく過ごせます。来場時は「秋吉台オートキャンプ場」を目指すとスムーズ。