桂浜の魅力が詰まった商業施設のオープンで、ますます楽しみに！

白砂青松が広がる高知の景勝地・桂浜公園が、2023年3月にリニューアルオープン。商業施設の「海のテラス」が誕生し、桂浜の魅力がより楽しめるように。もちろん、坂本龍馬像や桂浜水族館などお馴染みの観光スポットも健在。椿の小径など遊歩道も整備されているので、心地よい海風に吹かれながらのんびり過ごせます。

和服に懐手、ブーツ姿で太平洋を眺めるように立つ坂本龍馬像。毎年春（23年は4月下旬から5月末を予定）と秋には、龍馬像の横に展望台が設置されるので、龍馬の顔の真横から同じ高さの目線で太平洋が眺められます。

「食べる・買う・学ぶ・憩う」をテーマにオープンした商業施設「海のテラス」。高知のグルメが楽しめる飲食店やミュージアム、お土産処など、桂浜の魅力を余すことなく楽しめます。イベントなども随時開催！

ドラマでも話題！ 牧野富太郎ゆかりの植物に出会える植物園

NHKの連続テレビ小説「らんまん」のモデルになった、“日本の植物分類学の父”と呼ばれる牧野富太郎の業績を讃えて整備された植物園。約8haの敷地には、牧野ゆかりの野生植物など3,000種類以上の植物があり、四季折々の表情を見せてくれます。園内には牧野富太郎記念館 展示館もあり、その功績を垣間見ることができます。

標高131mの高さから高知市の街並みが見渡せる、こんこん山広場。牧野富太郎博士が東京都練馬区の自宅で育てていた植物なども見ることができます。

牧野富太郎記念館 本館には、牧野博士の蔵書や遺品など約58,000点を収蔵する牧野文庫（研究調査のみ利用可）や図書室、映像ホールなどがあります。また、ウッドデッキもあり。天気の良い日は快適な時間が過ごせます。

日本3大鍾乳洞に数えられる、洞窟を探検しよう！

1億7500年もの月日をかけて自然が作り出した鍾乳洞。岩手県の龍泉洞、山口県の秋芳洞とともに日本3大鍾乳洞の1つで、全長約4kmのうち1kmが公開されている。2019年のリニューアルで照明演出なども導入され、より神秘的な雰囲気に。観光コースでも十分に探検気分が味わえますが、本格的なケイビングなどを体験したいなら冒険コースもぜひ。

鍾乳洞の入口横には、龍王神社の小さな祠があります。土佐に流された土御門上皇が洞窟を訪れた際に、錦色の小蛇が道案内をしたとされます。上皇は感激し、「今より小蛇、龍王神なるべし」と命ぜられ、霊を祀るようになったという伝説があります。

七福神の館では、洞窟の形に合わせたプロジェクションマッピングを実施。鍾乳洞ができた過程をイメージした約4分30秒の映像が、BGMとともに10分に１回映し出され、幻想的な雰囲気を演出しています。